後世の「教科書」

 

 

 

2022年は後世の「教科書」に載りそうな出来事が相次いでいます。

そして「今後起こり得る出来事」も、後世の「教科書」に載るかもしれないと感じます。

 

 

 

まず、ロシアとウクライナについて、最近の情報を整理します。

 

 

 

 

 

・「ウクライナ東南部4州」の親ロシア派支配地域で実施されている「ロシアへの編入」を問う住民投票で、圧倒的多数が編入に賛成したとの集計結果が発表され、編入が決まった。

 

 

 

・(上記によって)今後は、「ウクライナ東南部4州への攻撃=ロシアへの攻撃」となり、ロシアとしては攻撃されれば「自国の防衛」ということで、持てる軍事力をすべて投入し、場合によっては総動員をかけて戦う「大義名分」となり得る。

 

 

 

・親ロシアのセルビアのブチッチ大統領が「我々(ロシアやセルビア)は特殊作戦の時期を終え、もっと大きな戦争の構図の中に入りつつある」と国連総会で述べた。

 

 

 

・(上述の)セルビアのブチッチ大統領は、「米国・欧州とロシア・中国との大きな対立、世界大戦的なものに発展することを意味する」と述べた。

 

 

 

・ロシアが「国家の存立が脅かされた場合、核兵器を使用する権利がある」と述べ、それに対し、NATO(北大西洋条約機構)は「深刻な結果を招く」とロシアに警告した。

 

 

 

 

 

次に、米国・英国・欧州について整理します。

 

 

 

 

 

・米国共和党のナンシー・メイス下院議員は、共和党が中間選挙で下院の過半数を獲得した場合、ジョー・バイデン大統領の「弾劾(だんがい)動議」を求める圧力が共和党下院議員内にあると述べた。

 

 

 

・ロシアのプーチン大統領は、CIA(米中央情報局)元職員でロシアに亡命したエドワード・スノーデン氏に対して、ロシア国籍を付与する大統領令に署名した。そのため、いよいよ「米国の真相暴露」が本格的になるのではないかと言われている。

 

 

 

・米大手銀行のバンク・オブ・アメリカの9月調査によると、ファンドマネジャーは「著しい弱気」となっている。ポートフォリオに占める現金の割合が2001年以来の高水準となる一方で、世界の株式の比率は過去最低となった。

 

 

 

・プーチン大統領の元側近が「英国への核攻撃はあり得る」と発言した。

 

 

 

・英国の通貨「ポンド」が大暴落し、対ドルで「過去最安値」を記録した。

 

 

 

・欧州は、繁栄の維持に必要な「ロシアからの石油ガスなど資源類」を得られなくなって経済破綻するのではないかと言われている。

 

 

 

・イタリアの上下院の総選挙で、野党の極右「イタリアの同胞」が第1党に躍進し、ポピュリズム(大衆迎合主義)色の濃い右派政権が誕生する見通しとなった。新政権がEU(欧州連合)と距離を置いてロシア寄りの立場を打ち出す懸念もあり、西側諸国の結束に影を落としている。

 

 

 

・ハンガリーのオルバン首相は、西側諸国による対ロシア制裁はエネルギー価格を高騰させ、欧州に「跳ね返っている」と主張している。そしてハンガリーでは、EUが科した対ロシア制裁について「国民投票で是非を問う」と述べた。

 

 

 

・ドイツの生産者物価指数(景気動向を占う代表的な経済指標、インフレの先行指標)が、8月に前年同月比で「45.8%」も上昇して、過去最高となった。

 

 

 

・欧州の9月の消費者信頼感指数(消費者マインドをアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標)が、過去最低を更新した。

 

 

 

 

 

最後に日本についてですが、政治思想や金融・経済の専門家である副島隆彦氏の、ある意味、凄い「予見力」を紹介したいと思います。

 

 

 

なんと「2014年」の時点で、以下のように述べています。

 

 

 

 

 

安倍政権の改造内閣は、「第二次 "統一教会 内閣」である。

私は、今の安倍晋三の内閣(政権)は、「第二次”統一教会”内閣」だと考える。おそろしい宗教団体かつ、戦争開始勢力である。統一教会が、日本の政治を乗っ取っているのである。皆、怖がって、日本のリベラル勢力も、優れた言論人たちも、この大きな真実を口にしない。

 

 

 

 

 

2014年」の時点で、上記のようなことを述べていた副島氏は凄いと思いますが、副島氏は最近、以下のようなことを述べています。

 

 

 

 

 

・金(Gold)は、西側諸国以外の世界値段では、「1トロイオンス=2700ドル」である。だから、今後、西側諸国の「1トロイオンス=1660ドル」は、自然に幅寄せされて、どんどん値上がりする。

 

 

 

・ユーロは「1ユーロ=1ドル」を1か月前に割った。ポンドも「1ポンド=1ドル」を割るだろう。

 

 

 

・もうすぐ、米国の「世界一極支配」の時代は終わる。ドルは大暴落する。

 

 

 

・「安倍国葬」が終わったら、その後、統一教会の「組織解散の命令」が実行される。

 

 

 

 

 

さて、上述のような「全体像」に着目しますと、今後は、何が起こってもおかしくないと言えるのではないでしょうか?

 

 

 

世界は明らかに「混乱」していますし、冒頭で述べたように、いつ後世の「教科書」に載るような出来事が起こってもおかしくなさそうです。

 

 

 

したがって、相場の世界でいえば、ドルが大暴落、円が大暴騰、株価が大暴落・・・といった展開があり得ると思います。

 

 

 

いずれにせよ、現在の世界は「有事である」と言っても過言でありません。

 

 

 

 

相場においては、暴騰・暴落に注意しつつ取り組んでいきましょう。