ノーベル平和賞授与!?

 

 

 

【南極で"完全に前代未聞"の高温、いつもより約40度高く】

 

 

 

 

 

上記は先日報道されたニュースになりますが、専門家が仰天するほど、すさまじい高温が南極で記録されたそうです。

 

 

 

一方で、日本に目を向けると、以下のようなニュースもありました。

 

 

 

 

 

【相次ぐ天災 積もる疲労 福島沖地震きょう発生1週間】

 

 

 

 

 

先日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震がありましたが、現地の「災害疲れ」が深刻だと報じられています。

 

 

 

ところで、上記に限った話ではなく、いわゆる異常気象、天災、世界情勢の「おかしさ」、相場の「おかしさ」は、すべてがリンクしているように思えます。

 

 

 

今、世界情勢に目を向ければ、ロシアとウクライナとの停戦交渉がなかなか進展せず、ごく一部の「軍需産業」を除き、世界中の多くの人々は一刻も早い停戦を望んでいると思いますが、そのような中、ウクライナのゼレンスキー大統領への「ノーベル平和賞授与」が急浮上しているそうです。

 

 

 

しかし、これは「おかしな話」だと私は思います。

 

 

 

なぜなら、あくまで知っている範囲ですが、以下のような情報があるからです。

 

 

 

 

 

・ロシアがウクライナへ軍事侵攻するよりも前に、ウクライナ軍は123000人の地上軍を展開し、ロシアが支援する東部親露派を攻撃した。東部親露派は、217日以降にウクライナ軍が340回以上の砲撃を行い、多数の住宅や学校、医療機関、インフラ施設などが被害を受けたと主張している。

 

 

 

・ウクライナ軍が東部親露派を攻撃している間、ゼレンスキー大統領はクリミア(ウクライナから事実上分離し、ロシアに連邦構成主体のクリミア連邦管区として編入された国家)へのすべての給水を遮断した。

 

 

 

・ゼレンスキー大統領は、軍事経験のある「受刑者」を釈放し、前線に配置すると発表した。

 

 

 

222日、「ミュンヘン安全保障会議」に出席してスピーチしたゼレンスキー大統領は、遠回しながらも将来的にウクライナが核兵器を配備する可能性を匂わせた。

 

 

 

・ウクライナには少なくとも15ヶ所の細菌学研究所があり、そのなかにはアメリカ国防総省の費用で運営されているものもあった。

 

 

 

・ゼレンスキー大統領には、ウクライナを経由するロシアのヨーロッパ向けの天然ガスパイプラインから私腹を肥やしている(数十億ドル)噂があった。

 

 

 

・ウクライナ元首相のニコライ・アザロフ氏は「202112月からNATOはウクライナへの核武装部隊の派遣計画を始めた。その上で、ウクライナ軍はアメリカと連携し、225日にはロシア系住民の多いドンバス地域への攻撃を開始する手はずを整えていた」と発言した。

 

 

 

・(上記の発言を行った)ニコライ・アザロフ氏は、妻と共に車でキエフ(ウクライナの首都)からの脱出を図ったところ、途中で狙撃され、車が大破した。

 

 

 

・オバマ元大統領やバイデン大統領のスピーチライターとして有名なステファン・クルーピン氏の所属するワシントンのロビー会社は、ゼレンスキー氏が大統領に就任した3年前から契約を結んでおり、同大統領の海外PR戦略を一手に引き受けている。

 

 

 

・ゼレンスキー大統領は、米・英・独・伊・カナダ・イスラエルなど、ロシア敵視の欧米諸国の議会でビデオ演説し「ロシアとの戦争に参加し、対露経済制裁を強化してほしい」と求めた。

 

 

 

・ウクライナ南東部にあるヨーロッパ最大規模のザポリージャ原発で、核爆弾の原料である濃縮ウランが製造されていた。

 

 

 

・チェルノブイリ原発(ウクライナ)にも、核物質であるプルトニウムが集積されていた。(ちなみに、米国が広島に投下した原爆はウラン型、長崎に投下したのはプルトニウム型)

 

 

 

・鳩山由紀夫元首相は「ウクライナのゼレンスキー大統領は、自国のドネツク、ルガンスクに住む親露派住民を虐殺してきたことを悔い改めるべきだ」と述べた。

 

 

 

・ウクライナではロシア軍が攻めてきたときに抵抗するために、市民がビールの空き瓶でせっせと火炎瓶を作ったり、若い女性が機関銃の操作を教わったりしていた。そして、そんな市民に向かってゼレンスキー大統領は「祖国防衛だ、武器を持って戦え!」と発破をかけていた。

 

 

 

 

 

上記のようなことがあっても、「ノーベル平和賞授与」なのでしょうか?

どうしても背後に「政治的意図」が見え隠れします。

 

 

 

さて、前述のように、異常気象、天災、世界情勢の「おかしさ」、相場の「おかしさ」は、すべてがリンクしていると考えるならば、今後は相場の「おかしさ」についても考えておかなければなりません。

 

 

 

先日、ブルームバーグで以下のような報道がありました。

 

 

 

 

 

1ドル150円まで円下落も、円安乗る動き―ソシエテGエドワーズ氏】

 

 

 

 

 

フランスのメガバンクであるソシエテ・ジェネラルのエドワーズ氏(ストラテジスト、投資戦略を考える専門家)は、「円」について「信じ難いほど過小評価され、売られ過ぎにもかかわらず、円はここからまだ下げるかもしれない」と指摘しました。

 

 

 

株式相場もそうですが、昨今の相場は「おかしさ」がデフォルト(定番)になっており、そういう意味では「1ドル150円」もあり得るかもしれないと思います。

 

 

 

ただし、「おかしさ」がデフォルト(定番)であるならば、今度は一転して「信じ難いほどの円高」になる可能性もあるでしょう。

 

 

 

 

「相場の流れ」に神経を集中して、慎重に取り組んでいきましょう。