「仕掛け人」と相場

 

 

 

「相場(の機能)が壊れた?」

「ひたすら(相場を)吊り上げて叩き落すパターンか?」

 

 

 

先週は、このようなことを思う一週間となりました。

以下のようなことが理由です。

 

 

 

 

 

【米政府、日本への渡航中止を勧告 東京五輪迫る中】

           ↓

JAL(日本航空)の株価4%上昇、ANA(全日本空輸)の株価3%上昇】

 

 

 

 

 

【緊急事態宣言、620日まで 9都道府県で延長】

           ↓

【日経平均、60040銭高の2914941銭で終了】

 

 

 

 

 

「狂っている」としか言いようのない展開だと思います。

 

 

 

一方で為替相場については、機関投資家が選ぶ「為替アナリストランキング」で、4年連続で1位となったJPモルガン・チェース銀行の佐々木融(ささきとおる)氏が、先日再び「円高再開」について言及していました。

 

 

 

しかし現状は、佐々木氏も指摘していましたが、そんな「円」が最弱通貨となっています。

 

 

 

つまり、株も為替も、現状はまるで相場の機能が壊れたかのような展開になっているのです。

 

 

 

ところで、私は「物事の裏には必ず仕掛け人がいる」と思っています。

 

 

 

例えば、戦争が「ひとりでに起こる」なんてことはあるはずもなく、戦争の裏にも必ず「仕掛け人」がいます。

 

 

 

同様に考えますと、近年の「おかしな」相場も、それを主導している「仕掛け人」がいると考えられるのです。

 

 

 

そのような中、日本取引所グループが発表している株式の投資家別売買動向を見ますと、いわゆる「仕掛け人」が浮かび上がってくるかもしれないと思います。

 

 

 

【近年、株式を売り越しているグループ】

・生損保

・都市銀行等

・他の金融機関

・投資信託

・個人投資家

 

 

 

【近年、株式を買い越しているグループ】

・信託銀行(GPIFなどの年金勘定)

・事業法人

・他法人

・外国人投資家

・日銀

 

 

 

これを見ますと、いわゆる「仕掛け人」は【近年、株式を買い越しているグループ】の中にいるはずで、1980年代末、人々が1万円札をかざしてタクシーに乗っていたあのバブル期が終焉した際に、儲けていたのは「外国人投資家」だったと言われていますから、近年の「おかしな」相場も、それを主導している「仕掛け人」は「外国人投資家」なのではないでしょうか。

 

 

 

すると、当時のバブル崩壊がそうであったように、近年の「コロナ禍での異常な株高」についても「ひたすら(相場を)吊り上げて叩き落すパターン」になるのではないでしょうか。

 

 

 

ところで、ここにきて、これまで「陰謀論」とされていた「新型コロナウイルスは人工ウイルスだ」とする説が、真実であるという風潮が一気に高まってきました。

 

 

 

米マスコミが、「新型コロナウイルスは人工ウイルスで、生物兵器である」とする説に突如転換し始めたのです。

 

 

 

「新型コロナウイルスの発生源はコウモリではない」というわけです。

 

 

 

また今年の1月、トランプ氏が現職の大統領だった頃、米フェイスブック社はトランプ氏のアカウントを凍結し、トランプ氏の発言を封じ込めましたが、同じような形で、「新型コロナウイルスは人工ウイルスだ」とする書き込みに対しても「陰謀論」であるとして、これまで「削除」を繰り返していました。

ところがこの度、米フェイスブック社も、その「削除」を停止したのです。

 

 

 

これら米マスコミや米フェイスブック社の方針転換には、おそらく背後で「何か」の力が働いているのでしょう。

 

 

 

いずれにせよ、新型コロナウイルスによって製薬企業は「ぼろ儲け」していますし、個人的には、新型コロナウイルスも「自然発生」ではなく、「仕掛け人」がいるのが真相だろうと思っています。

 

 

 

つまり、いつの世にも「巨悪」がいる、ということだと思います。

 

 

 

さて、今後の相場展開は、「ひたすら吊り上げて叩き落すパターン」が考えられます。

 

 

 

しかし、どこまで「吊り上げて」いつ「叩き落す」のか、いわゆる「仕掛け人」以外には分からないことですので、個人投資家としては以下の2点を意識しておくべきです。

 

 

 

 

 

・「吊り上げて」の流れに乗る場合、少額で行うこと

 

 

 

・常に「叩き落す」に注意を払い、慎重に取り組むこと

 

 

 

 

 

「吊り上げて」なら、株高、円安・ドル安となります。

 

 

 

「叩き落す」なら、株の暴落、円の急騰・ドルの急騰となります。

 

 

 

 

現状として、相場が「まともでない」ことは明白ですが、このような全体像を意識して、引き続き慎重に取り組んでいきましょう。