カオス

 

 

 

日々、世界のニュースを見ていますと、今の世界は「カオス(混沌)」だと感じます。

 

 

 

アメリカでは来月3日に大統領選を控えている中、両候補による誹謗中傷合戦が激化してきています。

 

 

 

そのような中、両候補について、まるで「犯罪集団」対「犯罪集団」の戦いのようだ、と言う人達も少なくない状況となっています。

 

 

 

私がなぜ今の世界を「カオス」と思うのか、以下に気になるニュース(情報)を挙げてみたいと思います。

 

 

 

 

 

【日本】

・年金資産を運用する国の独立行政法人と日本銀行が、東証1部企業の8割にあたる約1830社で事実上の大株主となっていることが判明した

 

 

 

47都道府県が「貯金」として積み立てている財政調整基金の残高が本年度に入り、新型コロナウイルス感染症への緊急対応などで3分の1近くにまで減ったことが判明した

 

 

 

 

 

【アメリカ】

AP通信の世論調査で、アメリカの有権者のうち「民主主義が健全に機能している」と回答したのがわずか15%だった

 

 

 

・抗議デモを巡り、トランプ大統領らが極左集団「アンティファ」が暴力や略奪を扇動していると主張している

 

 

 

・ロサンゼルス・タイムズが、113日の大統領選当日、武装した極右グループが投票所を監視する計画を立てていると報じた

 

 

 

FBI(連邦捜査局)とCISA(国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁)は「大統領選挙が組織的なサイバー攻撃の脅威にさらされ、選挙結果の公示が遅れる可能性がある」と警戒アラートを出した

 

 

 

・バイデン候補(元副大統領)の息子であるハンター・バイデン氏に、ウクライナと中国での汚職、ドラッグの使用など、犯罪の疑惑が多数浮上している

 

 

 

・トランプ大統領が、バイデン候補(元副大統領)と息子のハンター・バイデン氏に関する捜査を開始するよう、司法長官に求めた

 

 

 

バイデン候補(元副大統領)がトランプ大統領を脱税者扱いして攻撃し始めている

 

 

 

・トランプ大統領が、バイデン候補(元副大統領)の不正疑惑記事をブロックしているとして、フェイスブックやツイッターを非難した

 

 

 

・ジョン・ケリー前米大統領首席補佐官がトランプ大統領の人物像に触れ、「私がこれまでの人生で出会った中で最も欠陥がある人間」と発言した

 

 

 

2020会計年度の財政赤字が、前年度の3倍超となる3兆1000億ドル(約325兆円)となった

 

 

 

 

 

【欧州】

・チェコとアイルランドが1022日から2度目のロックダウン(都市封鎖)に踏み切った

 

 

 

・フランスが外出禁止令を大幅拡大し、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多を更新した

 

 

 

・イタリア、ベルギーで新型コロナウイルスの新規感染者が11万人を超えた

 

 

 

・ドイツでも新型コロナウイルスの新規感染者が11万人を超え、トイレットペーパーや消毒液の買いだめが起きている

 

 

 

・スペインで、新型コロナウイルスの累計感染者数が西ヨーロッパで初めて100万人を超えた

 

 

 

 

 

【イギリス】

1231日で移行期間が終了して名実共にEU離脱となる

 

 

 

・コロナ対策とEU離脱への不満を背景に、スコットランドで独立機運が高まっている

 

 

 

・ウェールズ自治政府が小売店閉鎖など強力なロックダウンへ踏み切った

 

 

 

・新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためロンドン市民の行動制限を強化し、他の家族と屋内での交流が禁止となった

 

 

 

・ロンドンで、規制は人権侵害とする「コロナ警戒レベル引き上げ反対デモ」が行われた

 

 

 

 

 

さて正直なところ、気になるニュース(情報)は上記以外にも「まだまだある」のですが、今の世界がカオスになっているのは間違いないと思います。

 

 

 

では、カオスは今後「何」を引き起こすのでしょうか?

 

 

 

カオスは今後、非常事態、つまり有事を引き起こすことになるでしょう。

 

 

 

そして相場においては、これまでの相場の大幅修正を引き起こして、株の暴落、円高・ドル高、金高・銀高に繋がっていくでしょう。

 

 

 

私達投資家は、今の世界がカオスであるという認識を持って、相場においては慎重に取り組むことが大事だと思います。

 

 

 

 

引き続き頑張りましょう。