数学的に賢く

 

フランス大統領選挙は、マクロン氏勝利となりました。

 

 

 

今回はメディアが報じたように、マクロン氏の勝利で決まりました。

 

先週は、「マクロン氏が勝利するだろう」という事が材料視され、GW期間中でしたがリスクオン相場となり、ユーロや株が買われ、円や金が売られる展開となりました。

 

例年の傾向では、GW期間中はリスクオフ相場となって急激な円高になる事も珍しくないのですが、今回は真逆の展開となりました。

 

 

 

しかし、かの有名なジム・ロジャーズ氏が一目置き、天才相場師と評されているマーティン・アームストロング氏は、世間の予想とは反対にルペン氏勝利と予想していました。

 

 

 

そういう事もあったので、私は「さて、いったい、どのような結果になるのだろうか」と思いながら、フランス大統領選挙に注目していました。

 

 

 

フランス大統領選挙後の相場展開ですが、マーケットはマクロン氏勝利をほぼ織り込んでいましたので、多少のユーロ上昇はあったとしても、マクロン氏勝利によって、さらに大きく買われるといった展開にはならないと思います。

 

一方で、「噂で買って事実で売る」という相場格言もある事から、マクロン氏勝利をきっかけにユーロが売られる展開もあり得ると見ています。

 

逆に、万が一ルペン氏が勝利した場合には、マーケットにとっての「予想外」という事で、ユーロ暴落の可能性さえありました。

 

このように考えると、ユーロは売りで勝負する方が合理的だろうと思いながら相場を見ていました。

 

 

 

ところで、今、世界中で不気味な予言が拡散しています。

 

方々で聞かれるのですが、「ホラシオ・ヴィレガス」という名の予言者の予言です。

 

 

 

特に欧米で話題になっているそうですが、どうも過去の予言がことごとく的中しているようなのです。

 

2015年の時点でトランプ大統領誕生を予言し、911同時多発テロ、東北大震災や福島原発事故、ISIS(イスラム国)誕生も予言していたそうなのです。

 

 

 

さて、今注目を集めている肝心の予言内容ですが、「まもなく第3次世界大戦が始まる」というもので、「2017513日から1013日の間に起こる」というものです。

 

 

 

このような予言は当たらない方がいいのですが、北朝鮮やシリアの状況を見ていると、「もしかして」という気にもなります。

 

 

 

私としては、「最近、なんだか変な世の中になってきているな」と思っていて、特に相場の世界も、「トランプ大統領誕生以降は特に変だ」と感じています。

 

 

 

これは、私の周囲も全く同様の意見で、「石が浮かんで木の葉が沈む」の典型だと口を揃えて言っています。

 

浮かぶはずのない石が浮かび、沈むはずのない木の葉が沈むという事で、おかしな値動きを指した相場格言になります。

 

価格操作が行われている可能性も大いにあるだろうと思っています。

 

 

 

このような状況に対してどう対処したらいいかという話になりますと、私は毎回のように「負けない=勝つ」で、負けないように行動していけば、遅かれ早かれ勝ちに繋がると言っています。

 

 

 

と言いますのも、意外に思われるかもしれませんが、世の中のプロトレーダーと呼ばれる人達でさえ、数学の苦手な人がたくさんいるからです。

 

したがって、投資家としては、数学的に賢く行動すれば、それだけ優位になっていくと言えるのです。

 

 

 

幸い、皆さんには私の手法のツールがあり、ツールが数学的な計算を担ってくれます。

 

ツールが算出したポジション量を守っている限り、必要以上に心配する事はありません。

 

 

 

そして、「負けなければ勝つ」で言えば、やや専門的な話になりますが、ほとんどの会社で「有効比率」が100%を下回らない限り、強制決済されない仕組みになっています。

 

さらに、これについては全部、数学的に逆算できる話なのです。

 

 

 

というわけで、「楽観し過ぎず、悲観し過ぎず」という姿勢で、冷静さを保つ事が大事なのです。

 

 

 

最後に、「世の中、良い意味で不思議な事」もたくさんありますので、希望も持って頑張っていきましょう。