シークレットインタビュー

 

世界三大投資家の一人と言われるジム・ロジャーズ氏の「シークレットインタビュー」が載っているという事で、「これからの時代のお金に強い人、弱い人(フォレスト出版)」という本を最近読みました。

 

 

 

私が思う投資における「重要なポイント」を再確認できましたので、以下に本書に書かれていた内容を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

・危機を察知するときには、それが企業であろうと国であろうと、サプライズのようなものを見ていくことです。とりわけ「通貨市場」を見ていく。つまり、為替です。なぜなら多くの場合、シグナルは通貨のマーケットで始まるからです。そして債券市場です。金利が上がっていく。

 

 

 

・日本銀行は多くのお金を刷っており、多くの株を買っています。それは日本にとって良くないことです。

 

 

 

・探したいどんなテーマでも、どんなに深くても、熱心にやれば、インターネットで情報を見つけることができます。人々、会社、国々を尋ねることができます。あなたが知りたいと思うことを見つけることができます。

 

 

 

・日本の人々には、世界で何が起きているかを学び、豊富な知識を身につけるために、時間をかけてほしいと思います。豊富な知識を備えていれば、自分自身を助けることができるからです。特に、世界の他の地域についてもっと知る必要があります。

 

 

 

・ウォーレン・バフェットは、資産の大部分を、60歳を過ぎてから手にしました。彼は人生でずっと投資をしてきましたが、人生の後半で最大の成功を収めたのです。だから、誰でもその可能性はあるのです。イギリスの首相だったウィストン・チャーチルは、70歳を過ぎてから首相になりました。年齢に関係なく、好きで詳しいことを見つけたら、成功を収めることができます。

 

 

 

・投資で大切なこと。それはあきらめないことです。継続して、ずっと続けることです。忍耐を持って継続することです。これは今、私の子どもに教えていることでもあります。根気強く、粘り強く取り組む。私は若いときに、これを学びました。「継続は力なり」なのです。最初に失敗してしまっても、何回もトライする。あきらめない。私もあきらめませんでした。それで成功することができた。

 

 

 

・成功の要素が一つあるとすれば、「やり抜いてあきらめない」ということです。まわりを見渡せば、そのことに気づけるのではないでしょうか。忍耐強く、根気強く続けていくことです。あきらめない。失敗しても、恐れず前を向いて進んでいく。それが一番大事です。

 

 

 

・リスクを覚悟するから、リターンを得ることができるのです。リターンを得ようとするのに、リスクを避けることはできません。だから、リスクを避けようとするのではなく、リスクをコントロールしようとする。

 

 

 

・値下がりするものは、値上がりもするのです。だから、仮に値下がりしても、持っていればいいのです。ここで安心して持っているためにも、大事になるのが、「時間を味方につける」ことです。

 

 

 

・よく知られている話ですが、年利8%で運用することができれば、100万円が30年で1000万円になるのです。

 

 

 

・有名なところでは、ウォーレン・バフェットの「ワシントン・ポスト」への投資があります。30年前、投資した10億円は、30年後には1000億円になっていました。今では、配当だけでも年間10億円になるそうです。長期でじっくり大きなお金をつくっていく。そんな考え方もあることをぜひ知っておいてください。

 

 

 

・日本人ほど、日本の悪口を言っています。だからこそ大事なことは、世界をもっと知ることだと思います。そうすることで、日本への感謝が生まれてきます。日本がいかにすばらしくて、快適な国かがわかります。

 

 

 

 

 

これまでのコラムでも同じような話をさせていただいたことがあったと思いますが、上記は「これからの時代のお金に強い人、弱い人(フォレスト出版)」という本の中で、私が思った投資における「重要なポイント」でもあります。

 

 

 

ぜひ、皆さんの参考にしていただけたら幸いです。