クリントン

 

「クリントン氏は肺炎、米同時テロ式典で脱水症状に‐担当医師」

 

「市場急変のタイミングで新たな不安材料浮上‐クリントン氏の健康問題」

 

 

 

投票日まで残り2か月の米大統領選挙ですが、ここにきてクリントン氏の健康問題が浮上してきています。

 

上記はブルームバーグの記事ですが、クリントン氏の雲行きが怪しくなってきているように思います。

 

 

 

クリントン氏の健康問題といえば、肺炎だけでなくパーキンソン病の疑いも出ています。

 

クリントン氏は4年前に頭部に血栓が見つかって入院しましたが、今度は手足が震える、筋肉がこわばる、動作が遅くなる、歩きづらくなるなどの症状で知られるパーキンソン病の疑いも出てきているのです。

 

 

 

クリントン氏の雲行きが怪しくなっているのは、健康問題だけではありません。

 

 

 

メディアでも報じられた私用メールサーバー問題では不起訴処分となりましたが、夫であるビル・クリントン氏が事前に米司法省長官のロレッタ・リンチ氏と政府専用機内で密談していたことが発覚し、職権乱用との声が挙がっているのです。

 

 

 

また、「クリントン財団不正問題」というものもあります。

 

クリントン財団というのは、夫のビル・クリントン氏が2001年に設立した子供の肥満対策、地球温暖化の影響への取り組み、経済成長の実現などを目指す慈善団体で、スタッフ2,000人を抱える大きな財団ですが、この財団に不正の疑いがかかっています。

 

その不正内容というのは、財団への大口献金者と癒着し、クリントン氏が様々な便宜を図ったのではないかというものです。

 

 

 

さらに、アメリカでは「Crisis of Character」という本が出版されています。

 

これは「人格の危機」と訳せますが、かつてのシークレットサービスのメンバーが書いた本でベストセラーとなっており、クリントン氏の独裁的な性格が本書で明らかになっています。

 

最近では、共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持者について「半数は嘆かわしい人々の集まり」と発言したことでもクリントン氏は叩かれており、性格に問題があるのではないかと言われております。

 

 

 

そして極め付けが、クリントン夫妻の周りに「不自然な死」が多い事です。

 

これは、日本のテレビでも報道されていたので私も驚いたのですが、「不自然な死」のその数なんと47人だそうです。

 

クリントン夫妻にとって邪魔になる人達が口封じで殺されたのではないかと噂されています。

 

 

 

これだけ色々出てくると、さすがに大統領になるのは厳しいのではないかと思います。

 

しかし、クリントン氏の背後には、あらゆる権力者達、ビリオネア達がおり、強力にバックアップしています。

 

こういった状況の中、ドナルド・トランプ氏はフロリダ州の集会で「クリントンがこの会場に入ってきて、2万人が目撃する中で誰かを銃撃しても、彼女は起訴されないだろう」と語ったそうです。

 

 

 

このように、あらゆる権力者達、ビリオネア達がクリントン氏を支持しているのが、クリントン氏の強みです。

 

 

 

クリントン氏に比べると数々の暴言はありますが、個人的にはトランプ氏の方がまだ「まとも」だと思います。

 

 

 

今後は、雲行きの怪しくなったクリントン氏が現状を挽回していけるのかに注目です。

 

 

 

いずれにせよ、米大統領選が近づいているため、今後はクリントン氏、トランプ氏両候補に関する何らかの報道で相場が荒れる可能性があります。

 

 

 

荒れるとしたら、おそらく円高方向にいくはずです。